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MBAとMaster in Management(あるいはMSc)は、どう違うのか

2014年09月10日 16:02

突然ですが、質問です。

「MBAとMaster's in Managementはどう違うんですか?」


どうでしょう?分かりますか?

MBAは、ご存知のとおり(?)Master of Business Administrationの略です。
字面から分かるのは、修士レベルのコースであること、そして、ビジネスの管理に
関する内容であること、です。

ただ、字面で行くと、Master's in Managementも同じに見えます。
Masterだから修士だし、Managementだからビジネスの管理だよねと。
ちなみに、LSEはExecutive向け以外には、MBAはなくて、
Master's in Managementはあります。


この質問、実は先日北京のサマースクールに来ていた学生たちから聞かれた
質問なのですが、以前に日本人で留学を検討している人からも聞かれたことが
あります。そして、僕も昔、疑問に思ったことがあります。まあ、率直に字面を
みただけでは違いは分からないですよね。

ただ、確かに字面上は似ているのですが、この両者の間には明確な違いがあります。
MBAは実務よりで、「マネジメントに関する知見を、実務に当てはめて活用する」
ことに焦点が置かれているのに対して、Master in Managementは
「マネジメントに関する理論を、学問として学ぶ」ことに焦点が置かれている、
よりアカデミックなコースだと言うことです。
(少なくとも僕がイギリスで見聞きしている範囲では)

その結果として、MBAでは、教科書は読まなければならないものの、
ケーススタディや、実際の企業に対して行うプロジェクト活動が多くなります。
マネジメント研究の成果として分かったことを、どのように実際の場面で
活かすのか、を考えることに時間を使う訳です。管理職が直面する現実は
単純ではない訳で、それをどう紐解き、財務やマーケティング、人事等、
様々な視点を盛り込んだ意思決定をするか、ということの訓練を行う訳ですね。

一方で、Master’s in Managementでは、学術論文を読むことが多いです。
ちなみに、MBAで読む教科書は、大抵は実務家のために書かれたものである
のに対して、学術論文は研究者が研究者のために書くものであるものです。
なので、まず、読むこと自体に訓練が必要です(LSEのマスターの場合、
最初の3ヶ月くらいは論文の読み方を身につけるのにひーこら言うのが普通です)。
そして、エッセー等を通じて、様々な学術論文で示された理論的視点や
調査結果を統合して、自分なりの考えを編み上げるようなワークが多いです。
なので、MBAのような活用、現実的な思考よりも、理論的、抽象的な思考が
中心になります。

そのためか、Master's in Managementは社会に出ていない学部を出たての学生、
あるいは社会人経験が浅い人が対象になるようです。逆に、MBAは
社会人経験があり、自分の経験や問題意識を議論に持ち込める人の方が
合っていることが多いと思われます。


ちなみに、LSEにはMBAと言われるものはExecutive MBAしかなく、
所謂MBAコースはありません。そのかわり、上記の意味でのアカデミックな
Masterのコースが沢山あります。これらはMSc(Master of Scienceの略)
と呼ばれています。

LSEのマネジメント系のマスターコースの一覧

いずれも、アカデミックなコースとしてデザインされているため、
へとへとになるまで論文を読み、それを自分なりに統合することが求められる
コースです。僕は、実務の経験が長かったので、改めてじっくり理屈を考えられる
1年間は充実したものでしたが、実際に実務でできることの幅を広げたい、
という人にはMBAの方が向いているかもしれませんね。



ちなみに、余談ですが、DBA (Doctor of Business Administration)と、
PhD in Managementも似たような違いであるようです。PhDは研究者になる
ための訓練の場であり、アカデミックな技術、理論を学ぶ場です。
一方、DBAは多くの場合、実務家のためのコースであり、実務に活かす、
という視点によりウェイトが置かれます。

例えば一橋大学の国際戦略研究科は、MBAだけではなく
DBAも提供していますが、こちらは修士よりも深いレベルで研究、考察を
深める場ではあるものの、あくまでも実務に焦点を置いたもので、
研究者としての育成を行うコースではない、とサイトにも記載されていますね。
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10月からの同級生と、恵比寿で飲む。

2010年07月13日 01:37

なんと先週木曜日、とつぜん10月からの同級生の一人らしき
人物からFacebookでメッセージが。

> 君がLSE MOGコースの掲示板で発言しているのをみたんだけど、
> 僕も10月から同じコースなんだ。
> 今、神戸大学で研究生をしていて、この週末は東京にいくから
> あってご飯でもどうかな?

というようなメッセージ(当然英語ですが)でした。
なにやら名前を見る限りドイツ系、で、日本に来ているようす。
これは、ぜひ会ってみるべきでしょう、ということで、
急遽連絡を取り合って、週末、恵比寿でのみました。

彼は27歳でドイツ人、高校を出て1年弱従軍(かの国は今も
徴兵制があるらしい)して、その後大学をでて、日本の神戸大学で
研究生をやったり、日本の企業でインターンをしたりしてて、
10月からLSEの僕と同じコースに先日Offerがでたらしく。
なんと!4月にアプライしたという剛胆ぶり。で、6月末に
合格が出たという、なかなか驚きの人物。

しゃべってみると頭が良くて、日本語も結構上手。
込み入った話は当然英語でしたが、なかなか深い教養と
するどい思索の持ち主で、すっかり気があってしまい、
両国の歴史の話しから、日本と欧米のビジネス慣行の違い、
神戸のすばらしさ(僕も出身は兵庫県なので)などなど、
終電まぎわまでめっこり話し込んでしまいました。

まあ、なんというか、厳しいセレクションのコースなので、
同級生には結構期待していたんですが、期待通りでした。
彼も同じ意見だったようで、秋から楽しみだね、ということで
分かれました。

まあ、ヨーロッパ系に友人ゲット、ということで、
まずは中々幸先のいいスタート(ってまだクラスは始まって
ないけど)を切れたかなと。

しかし、全く日本を引き払う事務処理が進んでない・・・
やばいです。

寮 ダメでした・・・

2010年07月08日 22:17

先日、寮は大丈夫かも、と書きましたが、昨日、Accommodation Office
(大学生の住むところを世話してる事務所です)から、

Applications for admission to the School and University of London
residences for the 2010/11 session have now been considered and we am
sorry to tell you that we are unable to make you an offer of a place.

簡単いうと、

「ごめんだけど、寮の部屋一杯なんで、君に部屋を提供することは
 できなくなっちゃったんだ」

ってことですな。あらま。

ということで、8月に急遽渡英して(ある程度見込んではいたのですが)
部屋探しをすることにしました(涙)。
こっちで、ウェブで候補になりそうな部屋だけ探しておいて、
その上で1週間ちょっといる間に、今の住人にあって、面接して、って
かんじですね。

あ、ロンドンは家賃が高いのと、単身者向けの部屋の供給があんまりない
ので、ルームシェア(あるいはフラットシェアともいう)が基本だそうです。
たとえば3LDKのマンションで、部屋をひとつづつ分け合って、
3人が暮らしている、みたいな感じですね。

なので、既に済んでいる人たちが広告を出しているところに連絡して、
こういうものなんだけど、どう?みたいな面接をして決める、
って言う仕組みです。旨く決まると良いんですけどね。

先人のブログを拝見していても、その手のものってあんまり拝見する
ことがないので、前人未到の感じもありますが、まあやってみれば
なんとかなるでしょう。

会社の休職手続き。

2010年07月06日 23:36

僕が勤めている会社には、社員が仕事を離れて自分のやりたいことに
チャレンジすることを目的にした、休職制度があります。

当然、休んでいる間の計画がちゃんと考えられていること、
さらに、戻ってきた後の仕事での貢献が期待できること、なども条件に
なるわけですが、先日申請したその制度の適用がOKになりました。
と、言うわけで、会社を辞めずに(当然休職中は給料はでませんけども)
留学できることが確定しました。

今日、その制度の利用にあたっての諸々の事務手続きの説明を人事から
受けたのですが、結構めんどうそうです。

・厚生年金、健康保険は会社のが適用外に。当然、国民健康保険への切り替え、
 親族の扶養に入る手続きをしなければなりません。ただし、制度上、
 休職に入るのは10月からなのですが、渡英は9月。
 実際に適用外にならないと移行手続きができない仕組みらしく、
 委任状を親に渡して手続きしてもらうなど、考えなければなりません。

・税金の手続きは日本にいる間にしなければなりません。
 これまた、確定申告が必要な事情が僕の場合いくつかあるのですが、
 年収が確定するのは年末。先に書類を全部用意しておいて、
 税理士さんを委任先にするか、親に頼むか・・・

まあ、大きいところはこんな感じなんですが、ビザの申請、
家財の処分、住民票を退出手続きする、等などだけでも十分面倒なのに
これだけやることがあるとは。

事務処理めちゃくちゃ苦手なので、かなりへこたれてきました。
まあ、仕方が無いので、やるしか無いですねえ・・・

Unconditional Offer、そして、CASナンバーが届く。

2010年07月01日 07:51

LSEからの合格が条件付きだったことは以前に書きましたが、
前日ようやく、Unconditional(無条件合格)になりました。

条件の内容は、
・大学からの正式な卒業証明書の現物を送る
・推薦状の現物(推薦者のサイン入り)を送る
・英語のテストで必須条件を満たす

の3つでした。

1つ目、2つ目は書類を送ればいいだけですし、英語のテストも先日
書いた通り、IELTSで7.5が5月下旬には取れてましたから、既に
満たしていたんですが、それが先方に届いて事務処理されるのに
日を要した、ということです。

IELTSは、日本では英検協会がやってますから、英検のIETLSのサイトから
書類を送ってもらう指示をして、IETLSからLSEに成績証明を送って
もらいます。さらに、LSEに届いてから書類が処理されるまでに数日、
ということで、トータル数週間かかったというわけです。

それにしても、イギリスは何をやるにも事務処理に時間がかかる
国のようです。先が思いやられます。


加えて、Unconditionalが出るや否や、visaの申請のための
CASレターが届いたんですが、そこにも問題が。

英国の場合はスチューデントビザをとるためには、受け入れ側の
大学からUK Boarder Agencyに「この人はうちで受け入れますよ、
だからビザだしてね」と申請をしてもらい、その際にAgencyから
発行されたCASナンバーという番号を学生がビザ申請時に伝える
必要があります。

しかし、そのメールを見ると、僕のパスポート番号が古いまま。
出願した後にパスポートを更新して、その番号を以前、伝えて
おいたのですが、見事に無視されていたようです。
このままだとパスポート申請しても通りませんから、
「パスポート番号変わってるって伝えたよね・・・」とメール。
すると、即座に「更新したよ」と返信が。じゃあ、最初にメールを
送った段階でやっとけよ、と心の中で突っ込みました。

たぶん、パスポート番号の変更を伝えたのがオファーが出る
前だったので、「まだこいつ合格になるかも分からんから、
放っておくか」位の感じでスルーされたんでしょう。
ほんと、事務処理がいい加減な国のような気がしてきました・・・


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